モロモロ復活

えー、新年あけましておめでとうございます。

まさか、これが今年初のエントリーとわ。更新サボったなー、オレ。
最近はただでさえ書くネタも少なかったのに、その微々たるネタも全部ツイッターの方に書いちまうんだから、ますますネタが無くなるという悪循環におっパマってまして。
まぁとりあえず、サイト活動の方も復活したんでヨロシクっす。
(って云う程の活動なんか最初っからしてねえんですが。)

最近、オレ内ではチェロがアツくて、しばらく休止してたのをまた触るようになった。
以前書いたけど、昔、野球をやって肩を痛めたんだが、ローチェーを弾く時のボウイングでまた痛みが再発する上に、オレは変な荷物の持ち上げ方をすると頚椎のあたりにピキッて痛みが走るクセがあって、そんなのもローチェーに影響が出るんだから、去年はほとんど触りもしなかった。
そこへ先日、友達が所属するアマオケのサイトを偶然見つけたら、何でも近々コンサートをやるらしく、その演目を見てみると、ブラームス1番とシューマンのピアノ協奏曲という「オレ内生涯で一度は演ってみたい曲ベスト3」のうちの2曲なんだから参った。まぁベスト3ってのは嘘なんですが。
実は以前、そのオケに誘ってもらったんですね。ブラ1好きでしょ?一緒に乗らない?って。
そりゃもちろん乗りたかったけど、古傷的理由だけじゃなくスケジュール的にもキビシくて、そんな練習もままならない状態でしかも圧倒的に実力不足と来たモンだから、そう軽々しく請けるモンじゃないと泣く泣く断った。
でも、泣く泣くと云いつつ、ブラ1なんて超人気曲だから今後もチャンスはあるだろうと高を括ってたんだけど、まさかのシューマンのピアコンとのセットなんだからスッゲー後悔したっつーか。
で、後悔のあまり、現在ローチェーに対する意欲が沸々状態という。
オレの記憶では、ローチェーに触ったのなんて9ヶ月ぶりなんだけど、試しに弾いてみたら笑っちゃう事に、以前よか上手くなってやんの。
前はつっかえつっかえ弾いてたフレーズが、今やスラッと弾けちゃう。
そして古傷各種はと云うと、体の力を抜く事を心掛けてやれば大丈夫っぽい事が判明した。
な訳で、長い古傷生活から復活したので、とりあえず人並みに弾けるよう精進シマス。
突然どっかのアマオケに誘われてもサクッと乗れちゃうレベルになるまで頑張ろう・・・とは思ってるんだけど、果たしてあと何十年かかる事やら。

そー云えば、いろんな人から「何でチェロなんか始めたの?」と訊かれる事があまりにも多いのが気になった。
オレがローチェーをやるのって、そーんなに意外なんかなー?
つーか、失礼な事に、オレがクラシックに興味がある事自体、かなーり意外に思われてる節がある。
クラシックって、面白いぢゃないっすか。
だって、音を聴けば時代とか、その作曲家の性格的なモンとかいろいろ解っちゃうんですぜ。
そして基本的に、クラシックってのは展開の宝庫である。
作曲のプロになりたての頃は、そこいらのヒット曲なんかは展開がミエミエ過ぎて参考にならなかったから、専らクラシックばかり聴いてたってぐらいだ。
ところでゲーム音楽制作業ってのは、まぁその会社の芸風にも依るから一概には云えないんだけど、あらゆるジャンルの音楽を作らされる商売だ。
「オーケストラ調にしてくれ」「今度はハードロックで」「ヒップホップ的なのがいいな」「ボサノヴァっぽい雰囲気で」って云われた際に「できません」じゃあ話にならない。
だからまぁ、色々やりましたよ、ボクも。つーか、自ら率先してアレコレやってた方かも知れん。
もちろんオーケストラの曲だって、ほんの数曲だけど作った。出来はどうだったかと云うと、まぁなかなか上手く鳴っていた方だと思いますよ。
ただ、本人がその出来に納得しているかと云うと、話は別である。
オレはそれ以来「いつかクラシックにリベンジしたい」という思いが強くて、そのためにはオーケストラというモノを中から体感しないとダメだとずーっと思っていた。
だから、チェロを始めた本当の目的は、オケに入るためのキッカケ作りだったんですね。
云っちゃうと、別にチェロじゃなくても何でも良かったっつー。
そんなある日、運良くネット上でアマオケを立ち上げてる所に遭遇して、楽器はできないけどスタッフとしてイス並べマス!って云って参加した。
マヂで、オケを身近で体感できれば、役割なんか何でも良かったんですよ。良かったんですが、みんなが演奏してるのを見てたらやったら血が騒いでしまってねい。
で、思わず楽器を買っちゃった。そのオケにはチェロとオーボエがいなかったからどっちにしようか悩んだけど、管は音がデカイから家で練習しづらいだろーなーっていう消去法でチェロにした。
今はオケどころか、カルテットみたいな小編成の活動も休止してるけど、もうチョイ上手くなったらまた活動を再開したいなーと思う次第でありマス。