中途半端な男ですねい

チェロを買ってから、一年と二ヶ月が経ちました。

最近また練習を再開したものの、半年近く放置してしまった。
まだ全然未熟な状態で半年もサボってしまったら、腕の方がすっかり初期設定に戻ってしまって後悔しきりである。
だから、練習というよりはリハビリみたいな感じである。
そんな惨状なので、今まで在籍してたアマオケも辞めてしまった。
オケの中でダントツでキャリアが無くて下手なのに、練習日に仕事がバンバン入ったりして出席できない事の方が多いから、久しぶりに出ると完璧に置き去りにされてしまうのだ。
しかも、すっげえ難しい曲をやっていると来た。
ドヴォルザークの新世界なんだけど、あのチェロはバッハの無伴奏よりも遥かに難しい。
だからオケは辞めたんだけど、カルテットとか小編成のグループでの活動は続けるつもり。

その小編成グループでバッハのこんな曲をやっていて、

Jesu, Joy of Man’s Desiring

何故ファミコン音源なんだよ?って事ですが、MCKっていうファミコン音楽を作るツールをしばらく触ってなかったから、使い方を忘れないようにとこれまた久々に引っ張り出してみた次第なのだ。
相変わらず最低限の事しか出来てないんだけど、やっぱファミコンの音はいいねい。
現役の頃は音符をグチャグチャに掻き回して、密度の濃いアレンジにする事が多かったけど、こーゆー風にシンプルに鳴らした時の素朴な感じもたまらなく好きであります。
そー云えば、ゲームボーイの方も先々月のライヴ以来、全然触ってない。
こうしてアレコレ手を出してるせいで、何一つ物にならない男が完成しつつあります。

ところでこの曲、超天才バッハの作品の割には途中でバッハらしからぬつまらんメロディーが出て来るのが気に入らないっつーか、バッハにしては変だなと気になっていたところ、この曲ってどっかの教会音楽のアレンジ版ってコンセプトで作られたらしい事が判明。
だから、その原曲のつまらんフレーズが時々入っているんだそうな。うーむ納得。
バッハが新たにでっち上げた部分の方が数段良すぎて、原曲が完全に足を引っ張ってしまっているのが残念ナリ。

あ、そうそう。云っておかねば。
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と云っても.comが.netに変わっただけな話で。
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